昨年の新設、750社に急増 農事組合法人―東商リサーチ

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東京商工リサーチの調査結果によると、2015年に全国で設立された「農事組合法人」は750社で、前年比311社、70.8%増と大幅に増加、調査を開始した09年以降で最多を記録した。同年に全国で新設された全法人(新設法人)は12万4,996社、同4.5%増と伸びが鈍化しており、農事組合法人の伸びの大きさが際立つ。

農事組合法人は、農業に関する共同利用施設の設置や農作業の共同化などを手掛け、発起人、組合員とも農業従事者が条件だが、設立手続きは他の法人格より容易で、諸経費も低いメリットがある。

新設法人に占める農事組合法人の構成比は0.6%で、11年の0.3%からわずかに拡大した。都道府県別の農事組合法人の新設数は、トップが富山県の73社。前年の26社から2.8倍もの急増。次いで福岡県44社(前年比46.7%増)、岩手県43社(同115.0%増)、滋賀県43社(同19.4%増)、佐賀県40社(同1233.3%増)と続く。東北、九州(沖縄県除く)の新設数はともに152社で、2地区だけで15年の新設農事組合法人の40.5%を占めた。増加率トップは佐賀県の1233.3%(3社→40社)。次いで長崎県の1050.0%(2社→23社)で、九州2県の新設数が突出した。

■参考:東商リサーチ|2015年「農事組合法人」の新設法人調査|

http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20160615_01.html