平成26年分相続税申告状況 概ね前年並み、税額は減少

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国税庁はこのほど、平成26年分の相続税の申告状況について公表した(平成26年中(平成26年1月1日~12月31日)に亡くなられた方から、相続や遺贈などにより財産を取得した方についての相続税の申告状況)。概要は以下の通り。

【被相続人数等】平成26年中に亡くなられた方(被相続人数)は約127万人(平成25年:約127万人)、このうち相続税の課税対象となった被相続人数は約5万6千人(平成25年:約5万4千人)で、課税割合は4.4%(平成25年:4.3%)となっており、平成25年より0.1ポイント増加。

【課税価格】課税価格の合計は11兆4,766億円(平成25年:11兆6,253億円)で、被相続人1人当たりでは2億407万円(平成25年:2億1,362万円)となった。

【税額】税額の合計は1兆3,908億円(平成25年:1兆5,367億円)で、被相続人1人当たりでは2,473万円(平成25年:2,824万円)となっている。

【相続財産の金額の構成比】相続財産の金額の構成比は、土地41.5%(平成25年41.5%)、現金・預貯金等26.6%(同26.0%)、有価証券15.3%(同16.5%)の順となった。

■参考:国税庁|平成26年分の相続税の申告状況について|

https://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2015/sozoku_shinkoku/index.htm