ジェトロはこのほど、今年度から「海外マーケティング拠点事業（輸出総合サポートプロジェクト事業（農林水産省の補助事業））」を実施する。
本事業は、海外のスーパーや百貨店、ショッピングモール等の中に６次産業化商品等の日本産食品のインストア・ショップを設置し、輸出に取り組む事業者に日本産農林水産物・食品のテスト販売、プロモーションを行う機会を提供するとともに、消費者やレストラン等関係者の反応を直接収集して、事業者へのフィードバックを行うもの。今年度は、シンガポール、タイ、マレーシア、香港、米国（サンフランシスコ）、英国（ロンドン）の６カ国・地域で実施予定。
主なポイントは（１）出品企業は最低限のコストでマーケティング・プロモーションが可能：出品企業に対して、販売結果や消費者の声、販売小売店からのアドバイス等をまとめたレポートをフィードバック（２）シンガポール、タイ、マレーシアは、伊勢丹にて半年以上の長期間設置（３）香港では国際見本市Ｆｏｏｄ Ｅｘｐｏとコラボレーションの実施：イオン香港（太古店）にて８月に事業を実施（４）米国、英国は高級小売店で現地消費者にアピール（米国 Berkeley Bowl、英国 Westfield Stratford）。
■参考：ＪＥＴＲＯ｜海外マーケティング拠点事業（インストア・ショップ）開始について｜
https://www.jetro.go.jp/news/announcement/2015/ff2477fabc36118a.html
