地域医療構想策定ガイドライン 都道府県に向け推進を後押し

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厚生労働省はこのほど、「第10回地域医療構想策定ガイドライン等に関する検討会」を開催した。

都道府県が地域医療構想を定めるに当たって、厚生労働省は当該検討会において、(1)地域医療構想のガイドライン(2)協議の場の設置・運営に関する事項(3)病床機能報告の公表等に関する事項(4)その他地域医療構想の策定及び達成の推進に必要な事項について検討を進めることになる。第10回開催では、平成26年度病床機能報告制度における病床の機能区分の報告状況と課題、病棟例、病床機能別の病床数比較等が報告された。

今後の進め方及び病床機能報告の予定については以下の通り。【平成27年7月~8月】(2回開催):○平成26年度の病床機能報告の状況について○平成27年度の病床機能報告の実施について※平成27年度も、医療機関は10月に病床機能報告を提出。方法等を見直す場合には、8月開催予定の検討会終了後ただちに医療機関に通知発出。【10月~4月頃目途】○病床機能報告制度の精緻化について○地域医療構想の策定の進捗状況について ※平成28年3月に、診療報酬改定と合わせて、電子レセプト様式に病棟コードを追記。平成28年度の病床機能報告から、「具体的な医療の内容に関する項目」は病棟単位で集計。

■参考:厚生労働省|第10回地域医療構想策定ガイドライン等に関する検討会|

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000092685.html