ITによる健康状況記録と 統計管理で生産性向上を図る

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健康状態は、業務の生産性に大きな影響を与える。インフルエンザは法的に休暇が義務付けられ、感染防止の措置が取られる。これは企業にとっては生産性をより低下させないための対策と考えるべきである。同様に、一般的に生じる風邪症状でも、本人及び周囲の人に少なからず悪影響を与える。ドライバーチェックのアプリも利用される昨今、企業は業務効率に関わる風邪について正確に把握する管理手法を用いることも一考に値する。

そこで、ITによる各自の健康管理の指標を用いて、部門内及び企業全体の生産性を向上させる考え方がある。各自が、健康状態による生産性を評価するために、健全状態、風邪引き状態、風邪による休暇、回復期間、二日酔い状態、その他の有給休暇を毎日記録する。1ヶ月あるいは年間のデータを用いて日々見られる環境は、各自が健康状況を把握できることで意識的な改善行動による効果を期待できる。

また、企業は、年間で統計を取ることで、健康状況及び健康指導の必要性を判断できる。人事考課においては、客観的データにより相対評価で各自の生産性の目安を判断することができる。IT健康管理は、本人の健康の維持と増強、それによる企業の生産性を高める効果をもたらすことになろう。